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【雑記】ポケモンORAS リトルカップの思い出、振り返り

 昔からちょっと変わったルールでゲームをするのが好きで、スタンダードなルールより使えるものに縛りが設けられているルールの方が魅力的に見えて、そういう大会には何度か参加してきた。

 

 例えば以前よくプレイしていた第6世代のポケモンでは、スペシャルレートにちょくちょくエントリーして楽しんでいた。スペシャルレートは、参加できるポケモンに特定の条件が設けられていたり、ポケモンの弱点・耐性が反転する逆さバトルなど変則的なルールでの試合が行われるため、この手のルールが好きな自分にとってはポケモンをプレイする楽しみの一つになった。

 

 中でも1番強く印象に残っているのはリトルカップ。進化先のポケモンがいる、かつ未進化のポケモンしか参加できない上に、試合中のレベルは5で統一される。今思えばなぜこの大会にそれほど熱を上げていたのか自分でもわからないが、当時の自分のこの大会に対するモチベーションはとても高かった。参加可能なポケモンをすべてリストアップしたり、当時電車通学だったので通学時間にshowdownというサイトでパーティの試運転をしたり。

 

play.pokemonshowdown.com

ポケモンの情報を打ち込むだけでサイト内の他のプレイヤーと対戦できる英語の非公式サイト。現在はどうかわからないが、昔はポケモンの試運転などに使われることがあった。いくつか英語の技を覚えればサイト単体でも楽しめると思う。

 

 リトルカップでは普段の対戦で使うことのない個体を用意する必要があったり、努力値振りがレベル50よりわかりづらいなどの要因で大会参加者はそれほど多くはなかったが、参加した自分としてはこうして数年越しにも記事にしたくなるぐらい面白かった。

 

 この大会のトップメタは進化先のハッサムと合計種族値の変わらないストライク、高い素早さと優秀な技を持つニューラ。いずれも後のシリーズで進化先を追加されたポケモンであり、他の未進化ポケモンに比べて高い種族値を持つ。2匹とも高速アタッカーだが、強さと扱いやすさから両採用のパーティも多かった。

 

自分のパーティは、

ストライク@ラム むしくい つばめがえし とんぼ しんそく H70 A110 B80 C55 D80 S105
テッシード@食べ残し でんじは ステロ やどりぎ なんか H44 A50 B91 C24 D86 S10
コイル@わすれた 10まんボルト でんじは ボルトチェンジ なんか  H25 A35 B70 C95 D55 S45
イシズマイ@ゴツメ ステロ じしん なんか H50 A65 B85 C35 D35 S55
ニューラ@きあいのタスキ ねこだまし つぶて 冷P なんか H55 A95 B55 C35 D75 S115

ヘイガニ@こだわりハチマキ アクアジェット はたきおとす たきのぼり なんか H43 A80 B65 C50 D35 S35

 

確かこんな感じ さすがに結構忘れてる

ストライクニューラは特に言うことなく普通に強かった。このトップメタ2匹は両方とも高速物理アタッカーなので、そのメタにに防御力の高い岩タイプやいたずらごころヤミカラスが環境に多くいたが、それでも強力。

テッシードイシズマイ、コイルは上2匹のメタ。ステロでんじはが刺さりやすい環境なのでこの3体も悪くなかった。イシズマイはちょっと選出機会は少なかったかな。

ハチマキヘイガニはなんで注目されてなかったんだろうってくらい強かった。A80からの適応力アクジェは多分先制技最高火力で、ステロ込みだとストライクニューラが確1になりこれが気持ちいいぐらい刺さった。もしリトルカップのルールで対戦する人がいるならぜひ検討してみてほしい。

 

 大会結果としては100位に届かないぐらいだったと思う。あまり試合の結果を運のせいにしたくはないが、もう少しツキがあればトップ100には入れてたと思えるぐらいパーティの完成度は高かった。どんな運負けでも規定数以上の試合はできないから1敗の価値がレート戦より重い。

 さっき書いた通り参加者は多くはなく数千人規模だったはずなので努力量に見合った順位かというと微妙だったが、子供のころの自分にとってとりあえずそこそこの高順位を残せたということだけで嬉しかった。

 

 

 ただただ思い出しながら書いてみたけど、やっぱりこのルールは楽しかった。普通の対戦では見られないポケモンが使われたり、環境の考察が進んでないおかげで色んな戦術が見られたり。

 あと、スペシャルルールではパーティを登録すると大会開催中は変更できないのも個人的には良かったかな。トップメタを想定して、そのメタを考えて、大体どんなパーティが使われるのか考える期間もそれはそれで楽しい。

 大会開催当時の自分はまだSNSやブログをやっておらず、こんなに熱を持って臨んだ大会の話を発信する場所がなく燻っていたのでかける場所ができてなんとなくすっきりした気分。

 またこのルールで大会があれば動画とかで追いながら楽しみたい。

 

 

・あとがき

 この記事は制限付きルール全般の話をするために書き始めましたが、リトルカップのことを思い出しながら書いていたらそれだけで相当な文章量になったため、他のゲームの大会などについてはまたいずれ書こうと思います。

 それではまた!